戦争とは何かをざっくり言ってしまうと「敵国に対する軍事行動・対立状態」です。
要は国家間の外交手段の一つなんですね。
国が存在する以上は、戦争という概念は消えてなくなることはない、ということです。
けれども外交手段の一つであるからには、別の手段によって代替もできるはず。
戦争とは何かを知らずに回避することはできません。
そのためにも軍事や国防について知ることが大事なんですね。
そんな学問が、軍事学・戦争学・防衛学とも呼ばれるジャンルです。
日本は過去第二次世界大戦で敗戦をしています。
その体験を様々なカタチで語り継いできています。
戦争がいかに悲惨なものか、平和がどれだけ大事なものか。
そして戦争に至るプロセスも歴史の時間で教わりました。
ただ出来事の流れは教わっても、戦争を回避するロジックまでは教わらなかった気がします。
戦争を回避する術はあったのかなかったのか。
今後戦争に突入しないためにどうあるべきなのか。
それは悲惨さを語り継ぐだけでも戦争反対と声を上げるだけでも充分ではありません。
感情的ではない冷静な知識と判断が必要なんです。
そして一市民としては、不要なデマや要らぬ世論を煽らないよう、やはりまずは知ることが大事なんだと思います。
いざ国と国が緊張状態に陥ったときに、果たして今どのような状況なのか、今後どういったことが起こるのか、パニックにならずに冷静に先を見通すアタマを身につけたいものです。
それが自分や周りの大事な人を守ると信じて。