JASRAC「そうだ!音楽を聞けないようにすれば不正な音楽利用もなくなるじゃない!」
JASRACの施策
JASRAC「どんな理由があれ管理楽曲をタダで聴けると思うなよー!」
街に音楽が流れないようにしよう
JASRAC はまず、公衆に流れる音楽から徴収を強化し、世の中に音楽が流れないようにしました。
買った人も聞けないようにしよう
そして今度はディスクを一生懸命使いづらくして、お金を払って音楽を買った人も気軽に聞けなくなるようにました。
まだカセットテープや VHS の方がよっぽど使い勝手いいですもんね。
音楽がわからなくなるようにしよう
仕上げに音楽教育をしづらくなるようにしていきます。
うぅむ。ディストピア感がスゴい…
音楽がなければ不正はできないぞ
そうしてJASRAC の目論見は達成。
日本から音が鳴り止みましたとさ。
JASRAC は被害者なのか
こうした理解不能な姿勢の数々も、JASRAC が「自分達は被害者であり守られる存在だ」と考えているとするなら合点がいきます。
要は損したくない。
でも本当の被害者は、先達の偉大な文化に触れる機会を奪われた日本の若者達。
ちなみにフリーミアムモデルって最近出てきたように思いますが、昔からあったんですよね。
スーパーの試食コーナーみたいな。
ラジオからふと流れる音楽もそう。
音楽は大衆と共にあった、はず、なんですが。
既得権益と日本の凋落
既得権益を守るために産業自体が衰退していく―
JASRAC の姿勢って、その他の成熟した産業にも見られる傾向があります。
同じ轍を踏まないためにも、JASRAC を反面教師に学ぶことは数多くあります。
ところで、ごんぎつねというお話しをご存知ですか
いたずらきつねのごんは兵十が捕まえたうなぎを逃してしまいます。
そのうなぎは兵十が病気の母親のために食べさせようとしたうなぎでした。
そのことを知り、ごんは後悔します。
ごんは償いのために栗や松茸を兵十の家に毎日放り込みます。
そうとは知らずにごんを見かけた兵十は銃でごんを撃ち殺してしまうのでした―