リスク自体にネガティブな意味はありません。
不確実性。
ただ不確実である、わからない要素があるということが、人間にとって、生物にとって脅威なので、自ずと忌避すべき対象になります。
アナタは何をリスクにさらしてきましたか?
リスクテイク、投資の世界では頻繁に出てくるワードですね。
リスクをとるのはなにも金融投資だけではありません。
転職をすること。
勉強に時間を割くこと。
会話で立ち入ったことについて聞くこと。
初対面の人に自分から話しかけることだってそうかもしれません。
結果が読めないが、しかしやること。
リスクにさらすもの。
お金。
立場。
時間。
プライド。
いきなり大博打を打つ必要なんてぜんぜんありません。
失敗を最小限に、小さくコツコツ、コツコツと試していくんです。
そうしてコツコツと試すことで、リスクの取り方が上手くなっていきます。
小さく成功も失敗も重ねて、リスクを取ることが怖くなくなっていきます。
リスクを冒して勝率を上げる
バスケットボールは基本的にコンタクト(接触)してはいけないスポーツです。
でも、現実ゴール下のポジション争いなんかは明らかにコンタクトプレイなんですよね。
これ、どこまでがセーフでどこまでやったらファールか、明確な線引きは難しくて審判に委ねられているのが実情。
試合によって審判も変わるので、その判断も毎回変わるわけです。
なので、わざと軽くコンタクトをしてみるんですね。
その接触で今日の試合の審判は笛を吹くのか吹かないのか。
笛を吹かなかったなら、同等の接触ではその試合ではもう笛を吹かれません(ファールではない)。
ピッピとすぐ笛を吹くような審判なら、またそれに応じて戦術を変えるんです。
「ボクはあくまでルールを守ってフェアプレーで戦うんだ!コンタクトなんか絶対しない!」
まぁいいですけど、試合には勝てないんじゃないかな。
「今あの選手がボクにかすった!コンタクトじゃないか!?反則だろ!審判笛吹けよ!!!」
試合に勝てないどころか、あんま言ってると退場ですね。
反則のギリギリのラインを見極める。
その中で最大限のパフォーマンスを発揮する。
リスクを取ってようやく勝負のスタートラインです。