情報化社会は最適化社会に移行する

突然ですが、SINIC理論ってご存知ですか?

私はネットで見かけて衝撃を受けたのですが、

これまでの人間社会の発展を科学と技術との相関の中でわかりやすく説明されていて、さらにこの先の未来も予測されているものです。

http://hirotakajp.tumblr.com/post/162982411494/tatsukii-人工知能時代のそのあとに来るもの-ai-magazine-if

この理論を提唱されているのがオムロンの創業者である立石一真さん。

 

皆さんご存知あのオムロンです。

オムロンといえば私は体温計のイメージ。

カラダスキャンもオムロンですね。

カッコいいわー。

ほかにもいろいろ作られてるんですね、知らなかった。

血圧計とか。

低周波治療器。

電動歯ブラシも。

マッサージクッションまで!

 

 

話が逸れましたw

SINIC理論についてでした。

詳しくはオムロンの公式サイトを見ていただくのがよいですね。

とてもわかりやすく説明されています。

 

いや、ここまで理論に基づいた哲学をお持ちの企業ってやっぱりスゴいんだなー。

そりゃその時代にフィットした製品を次々投入できるよなー、と思った次第です。

SINIC理論についてかいつまんでみる

今でこそ「情報化社会」なんて言葉は一般的に使われていますが、

「情報化社会」という言葉も出現するこの SINIC理論、発表されたのは1970年だそう!

インターネットの前身、ARPANET がようやく生まれた頃に予見されてるわけですよ!

スゴくないですか!?

 

その「情報化社会」を産んだのが「電子制御技術」。

その「電子制御技術」の種となったのが「サイバネティックス(人工頭脳学)」。

 

このように「科学」が「技術」の元となり、「技術」が「社会」に革新を与える流れが、模式的に図示されているんです。

 

そして今度は「社会」のニーズが「技術」を生み、その「技術」が「科学」に刺激を与える、そんなところまでに図に落とし込まれています。

 

はい、ではもう一回コチラの図をドン!

http://hirotakajp.tumblr.com/post/172056420234/未来を描くsinic理論-経営の羅針盤-sinic理論

うーん、自分のアタマの中がスッキリと整理されていくカンジ!

 

そして現在の日本は「情報化社会」を経て、次の「最適化社会」に入りかかっていると説明されています。

最適化社会ってなに?

工業社会において人類は物質的な豊かさを手にいれました。一方で、エネルギー、資源、食料、人権などのさまざまな問題が未解決のまま取り残されています。最適化社会では、こうした負の遺産が解決され、効率や生産性を追い求める工業社会的な価値観から、次第に人間としての生きていく喜びを追求するといった精神的な豊かさを求める価値観が高まると予測しています。
「SINIC理論」 過去から現在

最適化社会とは、「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が最適なバランスを保ちながら融合する社会。

未解決の問題が解決されていくことで、社会全体が最適化されていくということですね。

 

物質的豊かさから、心の豊かさや新しい生き方を求めるといった精神的な価値観が重視され、新しい精神文明に基づく生き方を行動に移していく、そんな動きが顕著になるのが最適化社会です。
「SINIC理論」 現在から未来-心の豊かさが求められる最適化社会-

すでにその兆候は現れてますよね。モノからコトへ。そしてトキへ。

 

http://hirotakajp.tumblr.com/post/159299699364/衣服そのものはモノでファッションを司っているものはコトつまり衣服に付帯する情報がコト

兆候というよりもう流れといってしまってよいですね。

 

最適化社会は、人間と機械が理想的に調和した社会であり、生産性や効率の追求に代わって、人間としての新しい生き方や自己実現が相対的に重要になります。そのとき人間は、より本質的な欲求、例えば、健康で幸せに長生きしたい、快適な生活を送りたい、生涯学習を受けたい、楽しい余暇を過ごしたい、といったことを重要視するようになると予測しています。
最適化社会で求められる人に優しい技術

このあたりがこのブログで切り口を変えては何度も何度も扱っているテーマです。

スパッとわかりやすく説明できるものだなーw

最適化社会で何が変わる?

ここがとても大事なところだと思っていて、

仕事と言えば「生産性を追求する」のが当たり前のようですが、

たしかにこれまでは当たり前だったんですが、

それって社会のフェーズとしては「手工業社会」から始まって「工業化」「機械化」を経て「自動化社会」である種の完成をみているわけですよ。

 

要は今頃にもなって生産性や効率を追求する働き方を目指すって、2つも3つも周回遅れの社会を生きているようなものです。

これまで生産性を追求することで生まれた歪みを、今、清算しようとしているんです。

みんなこれまで「おかしい!」と感じていたことと決別しようとしているってことです。

最適化社会で仕事になること

社会の負の遺産を解決

ひとつは、これまでの社会の負の遺産を解決していくこと

エネルギー問題や食料問題、人権問題といったことを解消することが社会の要求になるからです。

http://hirotakajp.tumblr.com/post/158211348974/もはや自分の頭できちんと思考ができやる気のある若者は既存のシステムに超絶飽きているのだそんなもの

若者はとっくに最適化しています。

 

人間の本質的な欲求を満たす

そしてもう一つは、人間のより本質的な欲求を満たしていくこと

健康、快適な生活、生涯学習、楽しい余暇、こういった欲求を満たすことです。

しかも生産性や効率を追求せずに達成する。

http://hirotakajp.tumblr.com/post/157863540554/物事の質を表しているのは形容詞の方なんです物事そのものじゃなく

形容詞の時代。

企業に勤める=仕事、ばかりじゃなくなるよ

工業社会は規模の経済が機能する社会でした。

家で細々と機織りをしていたのが、工場で集中してモノを作ることでより効率よく生産ができるようになり、企業はどんどんと肥大化していきました。

 

これからはその揺り戻しがきます。

大量生産のフォード式の時代ではなくなりました。

より楽しいこと・気持ちいい時間を提供することにどんどんニーズはフォーカスしていきます。

 

それはこれまでの工業社会ような仕事のスタイルではないかもしれません。

仕事をする時間とプライベートな時間がもっと近く、溶けていきます。

 

もっと言うと、本気で遊ぶことがお金を生むようになっていきます。

http://hirotakajp.tumblr.com/post/155948010909/今後最も大きな成功を手にするのは仕事と遊びの線引きを曖昧にする術を学んだ企業だろう